うつ病のチラ裏

思った事を吐き出します

怖い

時間は癒しを与えてくれる。それは否応無く全てを変えてしまうという事ではないのだろうか。変えてしまってはいけない物までも。

斉藤さんが、斉藤さんの記憶もいずれ色褪せ、その他大勢の中に埋没してしまはないか?

あれ程の眩しい人が、そうなってしまはない保証がどこにも無い事が、とても恐ろしい。斉藤さんが特別であるうちに、自分を終わらせたい気持ちに駆られる。

これまでも、誰かに想いを寄せた事は幾度もあったが、それは良い面にのみ目を向けた結果だった。今回は違う。斉藤さんの弱さ、狡さ、危うさ、強さ、美しさ、優しさ、全て知った上で生きている限り一緒に居たいと思う。

これは愛と言えるのだろうか。とても苦しいが生きる意味と言えるのだろうか。カノジョのためなら如何なる対価も払えると思う。この気持ちが永遠でないとすれば、余りに悲しく、そしてとてもとても恐ろしい。