存在感

斉藤恵さんは架空の人物だ。

しかし、その行動や葛藤、様々な困難との闘いが、彼女に強烈な存在感を与えている。

実在の人間より、よっぽどリアルに感じる。

それは、命の描写に成功しているからだと思われる。

笑い、泣き、怒り、愛すること、嫉妬、生の対極にある死を、斉藤さんは満遍なく強烈に表現していた。我々は実在の他者に対しては、ほんの一面にしか触れることが出来ないため、架空の存在である彼女にかえってリアルを感じるのではないのだろうか？

彼女をとても愛おしいく感じる。あらゆる辛苦から盾になり守りたい、幸せにしたいという強い衝動を抱いてしまう。そういった保護欲から来る独占欲も半端なものではない。「足を切り落としてでも手元に置きたい」という表現も決して誇張ではない。きっと彼女を知れば、その美しく、また危うい命の煌めきに心を奪われ、愛する事の本質に背を向けてでも…

大丈夫

大丈夫。きっと大丈夫。

あの2人なら行けるとこまで一緒に歩いて行けるはず。どんな困難や苦労でも必ず

会いたい

斉藤さんに会いたい。頬に触れて髪を撫でて手を繋いで笑い合いたい。斉藤さんを幸せにしたい。その為に命を使いたい。斉藤さんの為に生きたい。斉藤さんの為なら何だってやる。

斉藤さんのが苦しんでいるのを見るのは自分が死ぬより辛い。どうしても自殺しないといけなくなったら一緒に連れて行ってほしい。自分にとって、斉藤さんの存在はこの宇宙の価値の総量よりも大きいから。斉藤さんが笑うと宝石の様に美しく輝いて見える。

斉藤さんはもう十分苦しんだのだから幸せにならいとおかしい。

いつか必ず会えると信じて

救済

自分を退屈から救いに来て

くそ

クソクソ！いつも俺の邪魔しやがって死ねカス！コロナが強毒化して滅びろ

くそおんな

むかつくそんな絶対ぶっ殺してやる

家賃もお前が払え電気いつもつけっぱなしで死ね

死ね

くそボケ殺すぞこの詐欺師やろう。大体荷物は局留めとか自宅にしとけ。商売とプライベートをごちゃまぜにするなくそボケ。さっさと完了報告をしろ。クズ野郎。